プリンターインクの種類を知ろう!純正インクから激安インクまでそれぞれのメリット・デメリットを徹底解説

こんにちは!
ベルカラーの高松です。

先日実家に帰った時、母からプリンターの買い替えを考えていると相談されました。
インク代が高いという理由だったのですが、今のプリンターを買ってからかれこれ5年、ずっと純正インクを使っていたようなんです。

母はそもそもインクに純正品と互換インクがあることを知らなくて、互換インクのことを教えたところ、結局プリンターの買い替えはやめたそうです^^;

もしかしたら、私の母のようにインクには色々な種類があることを知らない方って意外と多いのかも?と感じたので、今回はプリンターインクの種類のお話をしていきたいと思います。
種類別のメリット・デメリットを知りたい方はぜひ参考にして下さいね!

プリンターインクの種類

プリンターインクは、大きく3つの種類に分類されます。

・純正インク
・互換インク
・互換インク(詰め替えタイプ)

まずはそれぞれのメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

プリンターインクの種類別メリット・デメリット

メリット デメリット
純正インク ・高品質
・トラブル時はメーカーの保証が受けられる
・高い
互換インク(使い切りタイプ) ・普通紙印刷なら純正品とほぼ同じ品質が期待できる
・純正品よりリーズナブル
・メーカーによって品質に差がある
・保証がない場合が多い
互換インク(詰め替えタイプ) ・3種類の中で一番安い
・ゴミが少なく環境に優しい
・詰め替えに手間がかかる
・手が汚れる

純正インクとは、プリンターメーカーがそのプリンターの特徴に合わせて作ったインクのことで、高品質かつどんな紙にもキレイに印刷できるのが特徴です。
万が一のトラブル時はメーカー保証も受けられるので、価格は高いですが、安心してプリンターを使い方におすすめです。

純正品に対して、プリンターメーカー以外が作ったインクのことを互換インクと言います。
互換インクは、純正品よりも価格が安いことが大きな魅力で、商品によって純正品の半額以下で買えるものもあります。

互換インクは、カートリッジごと交換するタイプと、カートリッジにインクを補充する詰め替えタイプとがあります。
詰め替えタイプは、カートリッジ交換型よりもさらにお手頃で、都度カートリッジを処分する必要のないエコロジーな商品です。
できるだけコストを抑えたい方や、インクを注入するのが面倒でない方におすすめです。

互換インクのデメリットとしては、何かトラブルが起きた時に、プリンターメーカーの保証が対象外となってしまうことが挙げられます。
互換インクが原因でプリンターが故障してしまっても、メーカーが修理を受け付けてくれず、最悪の場合買い替えになるリスクがあることは頭に入れておいて下さいね。

とはいえ、よほどの粗悪品でなければ互換インクでプリンターが故障するケースはそんなに多くはありません。
互換インクメーカーによって独自の保証を設けているところもありますから、もしものことを考えるなら、保証内容で互換インクを選ぶのも1つの方法と言えるでしょう。

価格の違い

インクの種類がわかったところで、次は皆さんが一番気になる価格のことをお話していきます。
まずは3種類のインクでどれくらい価格が違うのかを見てみましょう。

「1回セット分※」の価格比較(2020年3月時点の価格)

純正インク 互換インク(使い切りタイプ) 互換インク(詰め替えタイプ)
キヤノン BCI-371(BK/C/M/Y/GY)+370 6色マルチパック 5,227円(税込) 2,980円(税込) 576円(税込)
エプソン ITH(イチョウ)6色セット 4,591円(税込) 2,750円(税込) 884円(税込)

※「1回セット分」とはカートリッジを1回満タンにした量のこと

詰め替えインクは、1セットで4〜5回詰め替えができるので、1回あたりのコストが数百円程度になります。これに対して、純正インクやカートリッジタイプの互換インクは、インクが空になるとそれで終わりです。

コスパ重視の方の中には、この表を見て「次から詰め替えインクにしよう!」と思った方がいるかもしれません。
確かに、安さだけで見ると詰め替えインクはとてもおすすめなのですが、実際は詰め替えタイプよりもカートリッジ交換タイプの方が人気が高いんです。
それは一体どうしてでしょうか?

詰め替えインクが一番安いのに、詰め替えなしの互換インクの方が人気が高い理由

詰め替えインクを使用する上で、注意しなければいけないことが2つあります。

1つは、詰め替えインクの他に「リセッター」というアイテムを別途購入する必要がある点です。

インクカートリッジには、インク残量を読み取るICチップが内蔵されているのですが、普通にインクを詰め替えただけではICチップはインクが補充されたことを認識できません。

そこで必要になるのが、ICチップのインク残量を検知する機能をリセットさせるリセッターです。

リセッターは、単体で購入すると1,000〜5,000円ほどかかります。1度購入すれば何度も使えるものですが、インク自体は安く買えても、リセッターにもコストがかかるとなると少し考えてしまいますよね。
長い目で見るといいのかもしれませんが、この作業自体に自信がない方が多いのも事実です。

もう1つは、詰め替えタイプであっても定期的にカートリッジは交換しなければいけない点です。
そもそもプリンターインクは、残量がなくなるとカートリッジ自体を交換する前提で作られています。
インクを補充して使う仕様にはなっていないため、印刷のクオリティを維持するため3〜4回に1回程度はカートリッジそのものを交換しなければなりません。

3〜4回に一度交換したとしても、コスト面で見れば詰め替えインクの方が圧倒的に安いのです。
ただ、今のカートリッジにインクを補充するのが何回目か覚えておく必要がありますし、5回目以降も使い続けると品質は間違いなく下がります。

以上2点が、詰め替えインクよりも詰め替えなしの互換インクの方が人気が高い理由です。

手間がかかる?敬遠されがちな詰め替えインクの秘密

詰め替えインクは、インクを詰め替える作業が面倒です。
慣れないうちは手も汚れます。激安品は品質も良くありません。

とはいえ、消耗品だからこそ価格を重視する方は多いですし、プリンターの使用頻度が高ければ高いほど、コストを抑えたいと考えるのは当然のことです。

詰め替えインクは、きちんとしたメーカーの商品を正しく使えば品質に大きな問題はありません。
コツさえ掴めば、手を汚さずにインクを補充することも可能です。
価格が安いのは事実ですから、プリンターをよく使う方にはぜひ詰め替えインクの魅力を知っていただきたいです。

<参考記事リンク:プリンターインクの詰め替えはできる?やり方は難しい?安くなる?>

ここからは、詰め替えインクで失敗しない商品の選び方もお伝えしていきますね。

実際に詰め替えインクを選んでみよう

詰め替えインクを選ぶ時、気をつけてほしいのが激安品です。

価格重視で詰め替えインクを選ぶ方に「激安品はダメ!」というのは何だか矛盾しているようにも見えますが、これは激安品によるトラブルを防ぐためのお願いです。プリンターインクの主なトラブルには、

・目詰まり
・色ムラやかすれなど品質上の問題
・プリンターの故障

などがあります。

激安品はこのようなトラブルが起きやすいため、余計な手間を防ぐためにも安すぎるものは避けて下さい。

また、仮に詰め替えインクでトラブルが起きた場合、何らかの保証が受けられるメーカーの商品を選ぶことも大切なポイントです。
互換インクは保証がないというイメージがありますが、メーカーによって独自の保証をもうけているところもあります。
互換インクでプリンターメーカーの保証が受けられなくても、互換インクのメーカーが返品や交換を受け付けてくれるとなれば、万が一のトラブル時も安心ですよね。

では、これらのポイントを全てクリアしている互換インクメーカーはどんなところがあるのでしょうか?

価格・使いやすさ・保証が魅力の「ベルカラー」

ベルカラーは、キヤノンやエプソン、ブラザーなど家庭用プリンター向けの互換インク専門のブランドです。
互換インクメーカーは数多くありますが、ベルカラー は万が一のトラブル時も安心の「トリプル保証」で、互換インクでも純正品と同じような保証が受けられます。

具体的には、

・初期不良や使用後の不具合の返品・返金・交換
・商品に満足できない場合の全額返金(初回に限る)
・ベルカラー製品が原因のプリンター故障は修理代金を保証

互換インクメーカーでこれだけ保証が充実しているのは、今のところベルカラーだけです。

商品にはインク詰め替えの手順など丁寧な説明書きがあり、価格もリーズナブルで買い求めやすいので、詰め替えインクが初めての方でも安心して使えるのも嬉しいポイントです。

以上の理由から、互換インクデビューをお考えの方にはベルカラーの詰め替えインクをオススメします。

プリンターインクは種類がいっぱい!それぞれの特徴を知って、賢くお得に印刷しよう!

プリンターをお持ちの方の中には、これまで純正インクしか使ったことがない方や、激安インクで何らかのトラブルを経験した方がいるかと思います。
ひと口にプリンターインクと言ってもその種類はさまざまで、使用用途によって使い分ければインク代を大幅に節約することができます。

きちんとしたメーカーを選べば、互換インクでも純正インクに近い品質が期待できますし、補充が面倒な詰め替えインクも、コツを掴めば簡単にインクを注入できます。

純正インクと互換インクには、それぞれメリット・デメリットがあります。このことを正しく理解した上で、自分に合ったインクを選び、賢くお得に印刷してほしいと思います!

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