プリンターインクの捨て方
こんにちは、ベルカラースタッフのたかきちです。
みなさんはプリンターインクが無くなった後ってどうしてますか?
いや、交換するとかではなくて空になったプリンターのインクカートリッジのその後です。
プラスチックで出来ているし燃えるゴミかな…?
金属部分もありそうだから燃えないゴミかな…?
資源ゴミ?粗大ゴミ?
など色々と思い浮かびますがハッキリと処分方法が分かる人は少ないと思います。
今回はプリンターインクのカートリッジの捨て方についてお話ししようと思います。
プリンターインクを捨てるには
プリンターインクは何ゴミとして分類されているのか?
実は各自治体によって可燃ゴミだったり不燃ゴミだったりと異なります。
自身の住んでいる自治体のHPで検索すると明記されていますので、各自治体の捨て方を確認するといいでしょう。
しかし、実は殆どの自治体がプリンターインクは捨てるのではなく「回収」を推奨しているんです。
ちなみに私の住んでいる自治体も「回収」を推奨としていますが、可燃ゴミとして捨てても良しとなっていました。
プリンターインクカートリッジの回収とは
プリンターインクの回収は各プリンターメーカー4社(brother、CANON、EPSON、日本ヒューレットパッカード)が共同で運営しているリサイクル活動の「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」というプロジェクトがあり、家庭で使用されたプリンターインクカートリッジの回収を公共施設にて行っています。
施設に用意された回収BOXに集められた使用済みのプリンターカートリッジは各メーカーの元へ届けられ、それぞれのメーカーが責任をもってリサイクルするという環境を考慮したプロジェクトです。
プリンターインク回収BOXのルール
環境に考慮したエコな「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」ですが、実はプロジェクトグループメーカーの4社(brother、cannon、EPSON、日本ヒューレットパッカード)のプリンターインクカートリッジしか受け付けていないのです。
それぞれメーカーが自社のプリンターインクのリサイクルをするので当然といえば当然なのかもしれません。プロジェクトグループ以外のプリンターインクを回収BOXに入れるときはそのメーカーの回収BOXに入れなければいけません。
互換インクカートリッジの回収は
回収BOXがプロジェクトグループメーカーの使用済みカートリッジしか扱わないのなら互換インクの使用済みカートリッジはどうすればいいのか?いくつか方法があります。
・純正の大手プリンターメーカーと同じく各互換インクメーカーが販売店などに設置した回収BOXへ。
・互換インクメーカーによっては回収サービスがある(有料の場合も)
互換インクとはいえ回収方法は純正インクメーカーとそれほど変わりません。
しかし回収BOXの設置数は純正インクメーカーと比べると少々少ないようです。
もし回収サービスを利用する場合は各互換インクメーカーのHPで設置店の確認をしましょう。
もちろんお住まいの自治体のルールに従っていればゴミとして捨てても大丈夫です。
回収BOXが近所に見当たらない場合は
近所に回収BOXがないということも考えられます。
その場合は冒頭でも説明したように各自治体の分別区分に沿って廃棄しましょう。
また、カートリッジの量によってはメーカーから簡易的な回収BOXを自宅に送ってもらい、それに使用済みカートリッジを入れて回収してもらうことも可能です。
この場合は送料もかからないことが多いです。
さまざまな処分or回収方法がありますので自身にとってベストな方法を選びましょう。
使用済みインクカートリッジが売れる?
使用済みプリンターインクの捨て方ということで処分方法や回収方法ばかりに目がいってしまいましたが、「買い取ってくれたりしないかな…」と思い買取サービスも調べてみたらいくつかヒットしました。
フリマアプリやネットオークション、さらには買取業者などなど。買取業者では純正の使用済みインクカートリッジや指定本数以上や指定地域のみの買取など条件はありますが、少しでも収入になるのなら検討の価値はあるかと思います。
買取業者での相場は大体50円~1200円となっています。
これらは使用済みインクカートリッジについてですが、もちろん使用しなくなった未使用のインクカートリッジも売れたりします。
最後に
普段あまり気にしないで燃えるゴミとして捨ててしまう使用済みインクカートリッジ。お住まいによっては不燃ごみとして扱わなければいけなかったりもします。
ふとしたことから調べてみたインクカートリッジの捨て方でしたが、実際はどこも「回収」を推奨しているので可能であれば回収BOXへ持っていきたいと思います。
その際はインクが漏れたりしないようにビニール袋を二重にするなどして対処するようにしましょう。