まさか故障!?プリンターのインクが出なくなってしまった!対処法・予防法は?

こんにちは、ベルカラースタッフのたかきちです。

プリンターを使っているとたまに起こるインクの目詰まり。これすごく困りますよね。
我が家のプリンターは今のところトラブルなく頑張ってくれていますが、周りの人の話を聞いていると結構なトラブルが起きているようで、症状を聞くと大体がインクが出なくなってしまったとのこと。

プリンターインクの残量はまだ残っているのに印刷できないとなるとプリンター本体の故障を疑ってしまいがちですが、実際の原因は他にも色々とあるようです。

インクがでなくなるのは何故なのか

プリンターインクが出なくなってしまう原因はプリンターの使い方によってさまざまで、原因の一つとしてよくあるのがインクがプリンターのヘッド部分に詰まってしまってでなくなるといった症状です。
これはプリンター本体側の問題になりますが、プリンターインクのカートリッジ側にも原因があることはあまり知られていないようです。

「プリンターインクが出なくなる主な原因」
①プリンターヘッドの乾燥による目詰まり
②プリンターヘッドに溜まったホコリなどによる目詰まり
③色々な互換メーカーのインクを使用することで起こる目詰まり
それぞれ注目してみましょう。

プリンターヘッドの乾燥による目詰まり

プリンターヘッドの乾燥による目詰まりはボールペンをイメージすると分かりやすいと思います。
ボールペンを使用した後にキャップをしておかないとペン先が乾燥によって書けなくなってしまう症状は誰もが体験したことがあるのではないでしょうか?
実はそれと同じ原理でプリンターヘッドが乾燥することがあります。

最近のプリンターにはそれを防ぐためにヘッド部分にキャップをする「キャッピング機構」というものがあり、長時間プリンターを使用しなくてもプリンターヘッドのノズルが乾燥しにくくなるようになっているようです。

プリンターを使用したあとは電源を切る人が多いと思いますが、この「キャッピング機構」が動作している間に電源を切ってしまうと完全に蓋がされずにそのままプリンターヘッドのノズルが乾燥してしまい目詰まりになってしまうということです。

プリンターヘッドによる目詰まりの対策

ではプリンターヘッドを乾燥させないためにはどうしたらいいのか?
これもボールペンと同じでキャップをすればいいのです。

せっかくプリンター本体に「キャッピング機構」が付いているのですからしっかりと働いてもらいましょう。

印刷後は急いで電源ボタンを押して電源を切らずに、本体のパネルから電源を切るようにしましょう。

機種によっては「キャッピング機構」の動作が20秒~30秒ほどかかるようです。もし「キャッピング機構」が作動中に電源を切ってしまった場合は、再度電源を入れて本体パネルから電源を切るようにしましょう。
本体パネルからの電源OFFでないと「キャッピング機構」は作動しないのでご注意を。

プリンターヘッドに溜まったホコリなどによる目詰まり

先ほどのプリンターヘッドが乾燥してしまうということはプリンターヘッド部が空気に触れているとも言えます。
その空気中に含まれる認識できないほど小さなホコリも目詰まりの原因になりえます。

他には空気自体が原因で目詰まりを起こすこともあるようで、プリンターを使用してインクの吐出を繰り返すとノズル内に空気による「気泡」が発生する場合もあります。
カートリッジ内にある空気だったり、インクに溶け込んでいる空気だったりと状況は様々で、大抵はとても少ない「気泡」なのでインクと一緒に排出されてしまいますが、稀にノズル内に残ってしまうことがあるようです。
そしてインクを押し出すための圧力を「気泡」が邪魔することによりインクが出なくなり目詰まりという症状が起きてしまいます。

「プリンターヘッドの目詰まりの主な原因」
①空気中の小さなホコリが原因になることも
②ノズル内の気泡(空気)が原因の可能性も

プリンターヘッドに溜まったホコリなどによる目詰まりの対策

ホコリ対策としてはプリンター本体を長時間使用しない場合に購入した時の箱や袋などで梱包してしまうことをおすすめいたします。

空気に触れにくくすることでホコリをプリンターヘッド部に侵入させなくさせるということですね。
もし購入時の箱や袋を失くしてしまった場合はビニールの袋などで包み、段ボール箱などで代替してもいいでしょう。
そして保管場所は直射日光の当たらないところで天地を正しく置いておくこと。保管するときに横向きに立てて置いたりすると故障の原因にもなります。

プリンターは精密機械なので丁寧に扱わないと思わぬトラブルを起こしかねません。
梱包して片付けるのが面倒な人は定期的に電源を入れて、テスト印刷や何か1枚程度印刷することが目詰まりの防止になります。

「ホコリなどによる目詰まりの対策」
①購入時の箱や袋で梱包する
②なければ段ボール箱やビニール袋で代替
③直射日光のあたらない場所に上下を正しく置いておくこと

色々な互換インクを使用することで起こる目詰まり

さて、今までは本体側の原因と対策をご紹介しましたが、カートリッジ側の原因についても説明します。

純正のプリンターインクを使い続けている人にはあまり関係はないかもしれませんが、互換インクを使用する人は注意が必要です。

互換インクといっても沢山のメーカーがあり、それぞれに特徴があります。インクに使用する成分の違いといった理由で、A社の互換インクとB社の互換インクを交互に使用するとか、B社の互換インクとC社の互換インクを混合で使用するといったことは目詰まりの原因になります。

また、このような使用方法は目詰まりにならないとしても印刷物に筋が入ってしまったり、変色したりと百害あって一利なしなので控えましょう。

色々な互換インクを使用することで起こる目詰まりの対策

これは互換インクの混合を避けるの一言です。

同一メーカーの互換インクであればこのような状況はさけることができます。
しかし、今まで使用していた互換インクメーカーに不満があって変えたい場合もありますよね。
そんな時は一度すべてのカートリッジを外し、新たに使用する互換インクをセットして、インクが出るまでヘッドクリーニングをするといいでしょう。

いずれにしても印刷物の仕上がりが酷かったり、ヘッドクリーニングで大量にインクを消費してしまうので最初からクオリティの高い互換インクを使用しましょう。

ベルカラーインクの質は

せっかく互換インクの話題に触れたのに自社の互換インクに触れないのはベルカラースタッフとして中の人に怒られそうなのでご説明いたします。

まず互換インクというからには純正インクに比べてコストが抑えられるのは当然として、その印刷品質のクオリティについても純正のプリンターインクに匹敵する高画質を自負しております。

その秘密は超純水という通常の精製水に比べて純度の高い水を使用しているから。

インクのベースとなる水にこだわることで、純正のプリンターインクにも負けない印刷品質を提供することができます。

もちろん水以外にもこだわりがあり、生産工場では品質マネジメントシステムと呼ばれる国際的な品質に関する規格「ISO9001」と環境に関する規格の「ISO14001」の認証を取得することで世界水準の品質管理を実現しています。

ここまでこだわっているので目詰まりについては非常に安心してご利用いただけると考えていますが、更にユーザーに満足していただけるように「トリプル保証」というサポート体制を整えています。

製品保証や印刷品質保証はもちろん、プリンター本体に対する保証もついているので万が一の場合でも安心です。

それでも目詰まりしてしまったら

目詰まりのお話から最後は若干ずれてしまった感はありましたが原因から対策までをご説明いたしました。

それでもプリンターは機械である以上目詰まりは起きてしまいます。
そんなときはヘッドクリーニングを行ってみましょう。

それでも目詰まりが解消されない場合はカートリッジ本体の異常の可能性もありますのでメーカーのサポートに相談するのもいいでしょう。

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