インクジェットプリンターだけじゃない。個性的なプリンターたち。

こんにちは、ベルカラースタッフのたかきちです。

先日お蕎麦屋さんにて「もりそば」なるものを食べました。
メニューを見ると「ざるそば」という物もあります。
ふと(違いはなんだろう?)と思ってコッソリ調べてみると何やら海苔の有無の違いだそうで、
これって結構有名らしいですね。知らなかった…。

さて、ベルカラースタッフとして恥ずかしながらプリンターにも同じように
「何が違うんだろう?」と思ったものもありまして、
良いきっかけなので今回はプリンターについて調べてみました。

プリンターに限らず気になることは調べる癖をつけると知識として身につくのでおすすめです。

プリンターの種類

一言にプリンターといっても実は色々な種類があるんです。

・インクジェットプリンター
・カラーレーザープリンター(モノクロも)
・ドットインパクトプリンター(ドットプリンター)
・フォトプリンター

どうですか?ザっと挙げただけでもこれだけあります。
ほかには会社などで使用する複合機などもありますが、
複合機はプリンター以外の機能もあるので割愛。

今回注目したいのはやはり一般的な家庭でもよく使われているインクジェットプリンターです。
ほかのプリンターとの違いなどにも触れつつ、
インクジェットプリンターとは何ぞやということで調べてみました。

項目 インクジェットプリンター レーザープリンター ドットプリンター フォトプリンター
機能 印刷機能 印刷機能 模写式の伝票印刷 写真印刷
本体価格 比較的安い インクジェットよりも高価 高価 比較的安い
印刷速度 比較的遅い 高速 高速 比較的早い
印刷品質 良好 良好 良好 インクジェットよりも落ちる
ランニングコスト 高い(ただし互換インクなどを使用すれば落とすことも可) 安い 安い 高い

インクジェットプリンターの特徴

家庭で使用するには便利な小型タイプが多い
印刷解像度も高く、比較的お求めやすい価格で販売されている
スタンバイ状態からの立ち上がりは早いけれど、印刷スピードは遅い
純正のプリンターインクは値段が高い
消費電力は少ない

まずはインクジェットプリンターです。
一般家庭にも多く利用されていて我々にも身近なプリンターですね。
価格もお手頃で、印刷物のクオリティも高いです。
印刷速度の遅さなどはありますが個人で使用する分にはあまり気にならないのではないでしょうか?
それよりも気になるのは純正のプリンターインクが少々高価ということですね。
私も自宅で使用しているプリンターはこのタイプです。

レーザープリンターの特徴

・印刷スピードが早く、大量の印刷を短時間で行うことができる
・1枚あたりの印刷コストが安い
・本体価格やトナー価格が高く、本体自体も大きい。
・印刷解像度が高く印刷物が綺麗
・モノクロだけならばモノクロレーザープリンターもある(価格は低め)

会社などで見かける人も多いのではないでしょうか。
仕事でプリンターを利用するとどうしても沢山印刷する場面があると思いますのでスピードを求められますね。
となると、このタイプになると思います。
本体やトナーのインクジェットプリンターに比べると高めのようです。

ドットインパクトプリンターの特徴

文字しか印刷できない
複写式の伝票などを印刷するのに向いている
印刷時の音が大きい
主に業務用プリンター
・用途の割には本体価格は高く一般家庭向けではない

このタイプのプリンターはあまり聞いたことがない人が多いのではないでしょうか?
かくいう私も過去に職場で使っていましたが、それがこのドットインパクトプリンターとは気づきませんでした。
複写伝票や連続紙の印刷にはまさにうってつけのプリンターです。
何故かドットインパクトプリンターを使っている企業は信用度が高いとも言われているので、業務で伝票などを使用する企業は検討してみてもいいと思います。

フォトプリンターの特徴

  • ・写真を印刷することを目的としたプリンター
  • ・L版やはがきサイズの小さい用紙に対応
  • ・持ち運びのできる「モバイル」型や据え置きの「コンパクト」型がある
  • ・色の使用数がほかのプリンターに比べ少ないので
    レーザーやインクジェットのほうが仕上がりがきれい

なんといっても持ち運びができて外でも写真が印刷できることが最大の特徴ですね。
アウトドアで写真を撮って、すぐに印刷して仲間と楽しみたいような人におすすめです。
「コンパクト」型のほうも置き場所に困らないので便利ですね。
しかし注意したいのがフォトプリンターといっても決してレーザープリンターやインクジェットプリンターより仕上がりがきれいではないということ。
これは5~6色で仕上げるレーザープリンターやインクジェットプリンターに比べて、フォトプリンターは黒+三原色が主流によることです。
印刷物のクオリティを重視しないのであればアリかと思われます。

それぞれのプリンターの価格差

それぞれのプリンタータイプの2019年現在の売れ筋ランキングより上位3位までの価格帯です。

プリンタータイプ 機種 価格 平均
インクジェットプリンター
EPSON カラリオEP-881A 16,670円
13,765円
CANON PIXUS TS8230 15,637円
ブラザー ブリビオDCP-J577N 8,989円
レーザープリンター
CANON Satera MF644Cdw 53,906円
33,797円
ブラザー ジャスティオHL-L3230CDW 25,131円
CANON Satera LBP621C 22,356円
ドットインパクトプリンター
EPSON VPーD500 41,531円
80,452円
EPSON PLQー30S 90,225円
NEC Maltiinpact 700LE PR-D700LE 109,600円
フォトプリンター
CANON INSPIC PV-123 12,612円
14,656円
CANON INSPIC ZV-123 17,087円
富士フィルム スマホでチェキ instax SHARE SP-2 14,270円

まさかの使用用途が限られているドットインパクトプリンターが一番高価格帯でした…。やはり商業用ということなのでしょう。まさに個性に特化したプリンターです。もしかしたら人間も個性に特化したほうが評価(給与や役職など)が上がるのかもしれませんね。

インクジェットプリンターとレーザープリンターのどちらを選ぶべきか

いくつかプリンターをご紹介させていただきましたが、
個人が家庭で使用するにはインクジェットプリンターかレーザープリンターかに絞られると思います。
ではどちらがいいか?
先ほど説明した特徴を表にしてみました。

メリット デメリット
インクジェットプリンター ・レーザープリンターに比べ画質が良い
・本体がコンパクト
・消費電力が少ない
・本体価格はお手頃な物が多い
・印刷速度が遅い
・頻度によってはインクの目詰まりが起こりやすい
・インクや用紙の交換頻度が高い
レーザープリンター ・印刷速度が速い
・インクの交換頻度が低い
・印刷コストが安い(トナーの容量が大きいため)
・仕上がりがにじみにくい
・本体が大きい
・消費電力が多い
・消耗品の価格がインクジェットプリンターに比べて高い
・本体価格が高い

プリンターの使い方にも影響されると思いますが、
普段から大量印刷をされる人はレーザープリンターで、
大量印刷は年末の年賀状くらいで普段はそれほど印刷しない人はインクジェットプリンターを選択するのがいいのではないでしょうか。
また、本体価格、本体の大きさなどからも家庭で使用するのならインクジェットプリンターがおすすめです。
どちらもインク自体は高めなので残念ですが、それぞれ互換インクといった安価なプリンターインクやトナーがありますのでそちらも検討すると良いと思います。

インクジェットプリンターの総評

今回はふとした疑問から色々なプリンターを調べてみました。
それぞれ特徴があってどのプリンターも個性的ですね。
ちなみに私の使い方は普段は大量印刷をしないので、大きさや価格などの理由からインクジェットプリンターを使用しています。
気になるプリンターインクのコストも自社であるベルカラーの互換インクを使っているので問題ありません。
プリンターの使い方は人それぞれなので、自身の使い方にあったプリンターを選ぶと無駄もなくていいと思います。

ではまた。

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