キャノンの詰め替えインクとは?補充方法や純正インクとの価格の違いを解説
こんにちは!ベルカラーの高松です。
今日は、お手頃価格なのに品質が高いと話題のキャノンの詰め替えインクのお話をしていきます。
詰め替えインクについて、「補充が面倒」「手が汚れる」などマイナスのイメージをお持ちの方はまだまだ多いと思います。
確かに、カートリッジを取り替えるだけの純正インクと違い、インクを注入する手間がかかりますが、それ以上に優れたメリットがたくさんあるんです。
詰め替えインクの良さがわかれば、インク選びの選択肢がグッと広がります。
今回は、純正インクとの価格の違いや補充方法など、詰め替えインクにまつわるアレコレを一挙大公開していくので、ぜひ参考にしてくださいね!
詰め替えインクとは?
詰め替えインクとは、空になったカートリッジにインクを補充して使うタイプのインクです。
従来のプリンターインクは、空になるとカートリッジごと交換するのが一般的でした。いわゆる「純正インク」というやつですね。
純正インクは、プリンターメーカーがそれぞれの機種の性能に合わせて開発・製造したものなので、質の高い印刷ができる点が大きなメリットです。一方で、価格が高い点や使用後のカートリッジを都度処分しなければならない点はデメリットにあげられます。
これに対して詰め替えインクは、プリンターメーカー以外の会社が独自に開発・製造する「互換インク」に該当します。詰め替えインクは、インクのみ購入すればいいので大幅なコストダウンが可能です。また、カートリッジは再利用するためゴミが少なく環境に配慮されたインクであると言えるでしょう。
補足ですが、プリンターメーカーでは詰め替えインクの取り扱いがありません。「キャノンの詰め替えインク」はキャノン製の詰め替えインクということではなく、キャノンのプリンターに使える互換インクだということを覚えておいてくださいね!
詰め替えインクの特徴
詰め替えインクには、
- インクを注入して使うタイプ
- スポンジを取り替えて使うタイプ
があります。
インクを注入するタイプは、空になった純正カートリッジにインクを注入して使うのが一般的ですが、カートリッジ・インクともに互換品を使うものもあります。インクはボトルに入っているものが多く、専用の注射器やスポイトなどを使って補充します。
ボトル入りの詰め替えインクは、1本で4〜5回詰め替えられる大容量タイプが多いです。普段からプリンターの使用頻度が高い方や、年末の年賀状印刷などのシーンで大活躍します。
一方スポンジタイプは、純正カートリッジのフタを開ける加工を施し、中のスポンジごと交換して使うものです。スポンジ自体は使い捨てですが、カートリッジを処分するよりも1回のゴミの量が少なく済むのが嬉しいポイントです。
詰め替えインクのメリット
詰め替えインクのメリットには、
- 純正インクよりも価格が安い
- 環境に優しい
- 純正インクとほぼ変わらない品質が期待できる
などが挙げられます。
詰め替えインクの最大のメリットは、純正インクよりも安く購入できる点です。
以下の表は、純正インクと詰め替えインクの価格をまとめたものです。
「1回セット分※」の価格比較(2020年6月時点の価格)
純正インク | 互換インク(詰め替えタイプ) | |
---|---|---|
キヤノン BCI-371(BK/C/M/Y/GY)+370 6色マルチパック | 5,130円(税込) | 576円(税込) |
エプソン ITH(イチョウ)6色セット | 5,138円(税込) | 884円(税込) |
※「1回セット分」とはカートリッジを1回満タンにした量のこと
※互換インクはベルカラー製。
※キヤノンBCI-317の詰め替えインク(6色)は1セット2,888円。(純正インクの約5回分相当のインク容量)
※エプソン ITH(6色)は1セット3,980円。(純正インク約4.5回分相当のインク容量)
詰め替えインクが安いことは一目瞭然ですね!
互換インクは、純正インクよりも価格が安いことが特徴ですが、中でも詰め替えインクは1本で4〜5回詰め替えが可能で、価格も純正インクの1/3〜1/5ほどと大変お得です。
プリンターインクは消耗品なので、重要度があまり高くない書類を印刷するだけなら安いもので十分!という方も多いのではないでしょうか?
詰め替えインクは、プリンターインクを価格重視で選びたい方におすすめのアイテムです。
インクカートリッジは、手に取ってみると作りが本当にしっかりしていますよね。だからこそ、インクがなくなったからといって、そのまま捨てるのは何となく忍びない気もしてしまいます^^;
でも、詰め替えインクならカートリッジはそのまま、インクを補充するだけなので、ゴミの排出量削減につながります。環境や資源に配慮しているので、プリンターの使用頻度が高い方にはぜひ知ってほしいアイテムです。
詰め替えインクは、激安品やよほどの粗悪品でない限り、印刷品質は限りなくキャノンの純正インクに近いです。
インクの性能も日々改良されているため、「互換インク=品質が良くない」というイメージはあまり心配しなくても大丈夫です^^
詰め替えインクのデメリット
純正インクとほぼ変わらない品質で、かつ価格が安いことが魅力の詰め替えインクですが、詰め替えの手間や手が汚れる可能性などのデメリットもあります。
手軽さを求める方からすると、これらのデメリットを面倒だと感じられる方もいるかもしれませんね。
確かに、このような作業は純正インクにはない手順なので、これがネックになって詰め替えインクを使うことに踏み出せないという方もいるでしょう。
でも、詰め替えインクにはこれらの短所をフォローできる素晴らしいメリットがいくつもあります。初めて詰め替えインクを使って、「もっと早くから使っていればよかった!」という人もいるくらい、本当に優れたアイテムなんですよ!
キャノンのインクの詰め替え方法
「詰め替えインクを使ってみたいけど、詰め替え作業ができるか不安…」そんな方のために、ここからはキャノンのインクの詰め替え方法をご紹介していきます。
今回は、キャノンBCI-350対応のインクを使用しました。こちらは互換カートリッジにインクを注入して使うタイプのものです。
インクは互換インクメーカー・ベルカラーのキャノン用詰め替えインクを使用しています。
内蓋を外すためにカッターも用意してください。
まずはインクボトルの内蓋を外してボトルキャップを取り付けます。
カートリッジのインク出口を上に向けて、インクを目薬のように垂らして補充します。1回のインク補充量は5〜6mlです。ボトルのメモリを目安に補充してください。
空気穴のまわりのインクをキレイに拭き取り、保護キャップを閉めたら完成です!
文章で見るとちょっぴり面倒にも感じますが、実際の作業はとても簡単で所要時間はわずか3分ほどです。
インクを詰め替える時の注意点
インクの詰め替え方法がわかったところで、次はセットで覚えてほしい注意点をご紹介します。
注意点①手袋やエプロンを着用する
インクの詰め替え作業は、初めての方だと手や服を汚してしまう可能性があります。
あらかじめ手袋やエプロンを着用して、手や服が汚れないように注意しましょう。
注意点②カートリッジは純正品を使用する
詰め替えインクは、純正カートリッジを使用することを前提として作られているものが多いです。
互換カートリッジを販売しているメーカーもありますが、この場合カートリッジもインクも同じメーカーで統一するようにしてください。
複数の互換メーカーを使うと、万が一のトラブル時に保証の対象外となる場合があるのでお気をつけください。
注意点③リセッターでインク残量を満タンにする
純正カートリッジには、インク残量を読み取るためのICチップが内蔵されています。
本来、純正インクは残量がなくなった時点でカートリッジを交換する必要があるため、インク残量がなくなればICチップの役割も終了となります。よって、ここにインクを補充してもインクが満タンになったことをICチップが検知することはできません。
そこで、ICチップリセッターというアイテムを使い、インク残量をリセットし、カートリッジを再利用できるようにしなければいけないのです。
詰め替えインクを使用する時は、ICチップリセッターも一緒に準備する必要があることを覚えていてくださいね。
キャノンの詰め替えインクならベルカラーがおすすめ
メリットがいっぱいの詰め替えインクですが、いざ購入しようと検索してみると、実にさまざまなメーカーや商品がヒットし、何を選べばいいかわからないという方は多いのではないでしょうか?
初めてキャノンの詰め替えインクに挑戦する方におすすめなのが、品質とサービスともに評判の高い「ベルカラー」です!
インクの詰め替え方法の解説でも使用したベルカラーのインクは、印刷品質が本当にキレイです。それでいて価格が安く、万が一のトラブルでも安心の「トリプル保証」という独自の保証制度があるので、詰め替えインクに不安がある方でも安心して使えます。
正直なところ、激安インクは品質が粗悪なものが多く、印刷品質も決していいものとは言えません。最悪の場合、激安インクによってプリンターが故障するケースもあり、詰め替えインクなら何でもOKとは言い切れないのです。
ベルカラーの詰め替えインクは、機種が豊富なキャノンのプリンターに対応しているインクの種類も多く、品質に見合った価格も満足度が高いです。
Amazonや楽天などでも高評価の口コミが多数寄せられているので、インク選びに迷っている方にこそぜひお試しいただきたいメーカーです!
キャノンの詰め替えインクは魅力たっぷり!お得に・賢く・キレイに印刷しよう
プリンターインクは消耗品なので、できるだけ安く、かつ純正インクと変わらない印刷品質のインクを使いたいと思うのは当然のことです。
詰め替えインクは、そんな消費者の願いを叶えてくれる超優秀なアイテムです。お財布に優しいことはもちろんですが、高品質で環境にも優しい詰め替えインクをぜひ一度試してみてください。 きっと「もっと早くから使っていればよかった!」と思うはずですよ!